梅光学院高等学校同窓会

東京支部総会に出席して

 

梅光学院同窓会会長 浜谷静枝

 

今下関長府の街は、色とりどりの百日紅が見事な花房を土塀からのぞかせ、盛夏を彩っています。

 

去る6月19日、緑豊かな都庁舎近くのホテルで、2011年度東京支部総会懇親会が開催されました。10年の間名会長として重責を担ってこられた梶間同窓会長の後任として、初めて出席させていただきました。総会は礼拝で始まり、支部長挨拶、行事報告、会計報告と滞りなく進行。懇親会に移行しました。

 

梅35、高2、6回の方との同席でしたが、誰方も先輩としてさりげなく、しかししっかり後輩を見守り育てておられる様子を拝見致しました。東京でも梅光精神が確実に受け継がれている事を確信し安心致しました。また支部長はじめ若い役員、当番幹事の方々が、聡明に役割を分担協力して明るく会を運営されていること。更に支部発展のためのホームページ立ち上げなども努力の一端ではないでしょうか。支部の皆様の真摯なお働きが学院を支え、また同窓生相互の絆を深め広める力となりますように、感謝と共に期待して祈っております。

 

同窓会は学院を支えること、同窓生のために在ります。故広津院長の学院への深い祈り。同窓生への深い念い。佐藤先生の「私学」は「志学」でなければならないという信念。少子化の波に翻弄されながら、140年の伝統と歴史を基いに、命の通った私学として懸命に奮闘している学院です。元気な母校は卒業生の誇りです。同窓生として学院のために、同窓会のために何が出来るか考え、応援していただければ幸いです。

 

私は高10回卒、事務職員、理科教員として退職の日まで梅光、広津院長に育てていただきました。お礼と感謝の気持をこめて微力ですが、若く有能な次期会長選出までの繋として、精一杯努めさせていただく所存です。よろしくご支援下さいますようお願い致します。他に武家茶道鎮信流の下関市部長として、武家茶道の継承と普及につとめております。

 

東日本大震災以来、生き方が問われる時代です。被災された方々は勿論のこと、すべての上に良き道が備えられ早く平安が訪れますようにお祈りいたします。

 

2011年8月

 

 

他のご来賓からのご寄稿

力丸 晃 先生(梅光女学院高等学校・中学校校長)

梶間眞寿美 先生(梅光学院同窓会前会長)

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