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女優、木暮実千代さん(本名 和田つま 梅21)の映画上映会のお知らせです。
木暮さんに関する著書を執筆されている作家 藤沢摩彌子 様より情報をお寄せいただきました。
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このほど、杉並区阿佐ヶ谷にあります、名画座の老舗ラピュタ阿佐ヶ谷さんにて、木暮実千代さんの映画上映会を9月1日から10月26日までの二か月にわたり、開催いただくこととなりました。毎日10時半からに一回のみの上映ですが素晴らしい映画が揃っております。ぜひ、ご鑑賞いただければと思います。
https://www.laputa-jp.com/laputa/program/koguremichiyo02/
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■料金(当日)
一般 1,400円 / シニア・学生 1,200円 / 会員 1,000円
※水曜サービスデー 1,200円均一
■インフォメーション
各回定員入れ替え制
午前10時より当日の全回分の整理番号付き入場券を発売します。定員48名になり次第、締め切らせていただきます。
混雑状況により、販売開始時刻を早める場合がございます。
上映開始後10分を過ぎてのご入場はお断りさせていただきます。
東京支部事務局
少女漫画家の青池保子さん(高19・中17)のデビュー60周年を記念して、下関市立美術館にて展示会が開催されています。期間中、売店にて画集やポストカード、アクリルチャームなど、青池保子作品のグッズを販売する他、9月28日(土曜日)にはサイン会も催されます。
少女時代に青池作品に心ときめかせた皆様、思い出の作品の数々や先生ご本人に、ぜひ会いにいらしてください。
【漫画家生活60周年記念 青池保子展 Contrail 航跡のかがやき】
会期: 2024年8月31日(土曜日)~2024年10月14日(月曜日・祝日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日:月曜日(祝日の9月16日、9月23日、10月14日は開館)
会場:下関市立美術館
観覧料:一般1,400円(1,200円)、大学生1,200円(1,000円)
※( )内は平日料金
※18歳以下の方、高等学校、中等教育学校、特別支援学校に
在学の生徒は、観覧料免除
※下関市内に居住する65歳以上の方は半額免除
(いずれも公的証明書の提示が必要)
青池保子先生サイン会
日時: 9月28日(土曜日)※二部制
第2部第第1部:午後1時30分~ ※予定
第2部第第2部:午後3時00分~ ※予定
会場:下関市立美術館 講堂
定員:100名(各部50名)
参加条件:特別展「青池保子展 Contrail 航跡のかがやき」当日の観覧受付
第2部第https://www.city.shimonoseki.lg.jp/site/art/63644.html
以下、下関市立美術館公式サイトより
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下関市・長府に生まれた少女漫画の巨匠・青池保子(1948年生まれ)。1963年、15歳でのデビュー(「さよならナネット」掲載:『りぼん』1964年お正月大増刊号)から、今も現役で活躍する作家の独創的な世界をご紹介します。
1970年代の漫画界に衝撃を与えた「イブの息子たち」、そして東西冷戦を背景に長期にわたり展開され大ヒットした「エロイカより愛をこめて」、1980年代以降の歴史ロマン(「アルカサル―王城―」、「修道士ファルコ」、「ケルン市警オド」)。おもにヨーロッパを舞台とする壮大な物語の数々は、歴史・美術史考証の面でも高度な内容を誇り、性別や年代をこえた幅広い層を魅了しています。
このたびの展覧会は、秋田書店が所蔵するカラー原稿から厳選した作品を中心に過去の展覧会では出品されなかったモノクロ原稿などをあわせ約300点の原画により構成します。青池保子の作品世界、その華麗で綿密なヴィジョンを堪能するまたとない機会です。
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東京支部事務局
こんにちは。高66音38の江原千花です。
高校を卒業後、地元下関や関東で演劇やダンス、モデルの活動をしております。
平成30年度の東京支部総会では、記録動画「梅光、変わりゆくなかで」の上映と木暮実千代さんの、丸山での講演原稿を朗読させていただきました。東京支部の先輩方、先生方のあたたかさ、そして、どこにいてもやはり梅光の香りというのはある、と感じられる、忘れられない楽しい時間でした。
次回出演の舞台、2作品をご案内させていただきます。
よろしければぜひ、ご観劇いただけましたら幸いです。
1.11月19日、赤間神宮での公演です。
筑前琵琶奏者、髙木青鳳(たかぎ せいほう)さんとの二人舞台で、平家物語を、建礼門院徳子の目線から、わかりやすい現代語の朗読とともに心を込めてお届けします。オンライン配信もございます。
琵琶朗読劇 平家物語抄録『波の下の都』
公演日時:2023年 11月19日(日) 13時30分開演 / 16時30分開演
会場:赤間神宮 龍宮殿
出演:筑前琵琶と謡い… 髙木青鳳
出演:建礼門院 徳子役(語り)… 江原千花
会場観覧チケット前売:3,500円(高校生以下2,500円)
※16時30分~オンライン配信有(2,000円)
「波の下の都」公式サイト https://kanmontime.com/naminoshita/
2.12月8日、9日に上演する、ジャズクラブビリーでの公演です。
東京から九州までのアーティストの方々にご参加いただき、第4回主催公演としてお届けします。ここ数年はずっと配信だけで続けてきましたが、やっと、会場でご観劇いただける舞台が帰ってまいりました! 会場も、まるでニューヨークのような味わいのある大変素敵なところで、言葉の美しく幻想的なこの作品にぴったりです。師走のお忙しい時期かと思いますが、もしよろしければ、ぜひ、下関へ遊びにいらしてください。
第4回江原千花主催公演「イエスタデイ下関公演 in BILLIE」
公演日時:2023年12月8日(金)1st 13:30開演 / 2nd 17:00開演
公演日時:2023年12月9日(土)1st 11:30開演 / 2nd 15:00開演
会場:Jazz Club BILLIE 〒751-0808 下関市一の宮本町2丁目2-22
会場:駐車場 200台
演出:中原和樹
出演:越前屋由隆・大神拓哉・
出演:田坂哲郎・江原千花・
出演:乗松薫・鉄田えみ・
出演:片山桃子ほか
作品:清水邦夫 作
作品:『イエスタデイ』
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Story
海鳴りが聞える日本海ぞいのある町。稲葉写真館の弟・次郎と、姉
の塩子。
そこへ、ある日突然、浦田家の面々――長男の源一、海・雪・夢の
三姉妹が東京から疎開してくる。遠い親戚とはいえ、それまでに
面識もなく、全く異なる二つの家族。
塩子の同僚・矢坂の出征を、彼らと見送る。
ふしぎで、悪夢のような、けれども忘れ難い青春の日々は写真館の
スタジオに影のように滲む。そのとき風が吹く。
海の方から、馬のいななきが聞えてくる――
憎しみ合い、愛し合った、あの日たち。
『昨日は遠い、昨日ははるか、でも、いまを生きることもつらく、
ふと私たちは思う、いまは幻……いまは幻……』
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チケット:前売 5,000円(1ドリンク入場時別途)
チケット:当日 6,000円(1ドリンク入場時別途)
チケット:※中学生以下入場不可
お取り扱い:Chika.E Office*オンラインショップ
お取り扱い https://eharachika.cart.fc2.com/
お問い合わせ:TEL/FAX 083-268-1668 (江原)
寒くなってまいりましたが、どうぞみなさまご自愛ください。
江原千花
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★昨年、JCOM下関で4月から9月まで放送された「江原千花のちか場でサクッとOUTDOOR!」では下関や門司港のまちを紹介させていただきました。JCOMさんの公式YouTubeから、すべてご覧いただけます。
江原千花(高66音)
イタリア・マントヴァ市在住のピアニスト 峰松佳乃子さん(高59音)のコンサート「サルヴァトーレ・スパノ&峰松佳乃子ジョイントコンサート」がこの9月に東京、下関にて行われます。
新型コロナウイルスのため日本公演が延期になってから3年。一昨年はマントヴァ市から配信された華麗な演奏を視聴された方も多いと思いますが、いよいよ本年は満を持しての凱旋公演となりました。
【サルヴァトーレ・スパノ&峰松佳乃子ジョイントコンサート】
東京公演
日時: 2023年9月26日(火) 18:00(17:30開場)
会場 : サロン・ド・パッサージュ
下関公演
日時: 2023年9月30日(土) 15:30(15:00開場)
会場 : 生涯学習プラザ 海のホール
大人 3,000円 高校生以下 1,500円
※当日券なし
※未就学児入場不可
チケット販売
東京会場 チケットぴあ Pコード2 3 6 – 0 5 5
下関会場 チケットぴあ Pコード2 3 6 – 0 5 5 または
下関会場 株式会社下関十字堂楽器店
下関会場 シーモール「ラン」
お問い合わせ 峰松佳乃子後援会 083-245-2072
峰松さんの紹介記事(東京支部) http://baiko-tokyo.com/?p=4768
峰松佳乃子公式ページ https://m-kanoko.com
東京支部事務局
梅光学院を舞台に、梅光の生徒たちにより制作された映画『隣人のゆくえ―あの夏の歌声』の柴口勲監督は、最新作の上映を待たずして惜しくも昨年9月に急逝されました。
この夏(8月12日~25日)、遺作となった「柴口勲の『ウソトホント』」が、新宿K’s cinemaにて上映されます。
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7月2日下関空襲の日に隣人のゆくえを上映し、同窓生の方にも沢山ご来場頂きました。今年春でセーラー服も終了し、講堂も学生でさえ立ち入れない今 映画の中でしか母校に行けない寂しさもあり涙の上映でした。8月20日(日)には柴口組実行委員4名が下関から舞台挨拶に行きます。お近く同窓生にお声がけ頂けると幸いです。(高30 上垣内和子)
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日替りになりますが、『隣人のゆくえ-あの夏の歌声』(TAMA NEW WAVE 2017コンペティション部門入選/MOOSIC LAB 2017 正式招待作品)、『ひこうき雲』(PFFアワード2015 福岡グランプリ作品)、『夏を撮る』(第3回池袋みらい国際映画祭・みらい賞/MOOSIC LAB 2018 特別招待作品)も同時上映されます。
柴口勲のウソトホント i SHIBAGUCHI FILM 2014-2022 追悼上映
残り1週間ですが、ぜひ劇場に足をお運びください。
東京支部事務局
2020年9月にご紹介した中前美和子さん(高32)が再びソプラノリサイタルを開催なさいます。
この間、新型コロナウイルスは収束することなく、音楽家達は厳しい環境の中で様々な工夫と努力を重ねながら演奏活動を続けて来ました。クラシック界では、無言で演奏する弦楽器や打楽器は問題ありませんが、息を使う管楽器や大声で発生する歌唱には細心の注意が必要です。
しかしながら、このような時こそ人々の心は音楽を求め、以前にも増してコンサート会場は熱気に満ちています。
今週からようやくまん延防止等重点措置が解除になり、春の訪れと共に演奏家たちにも明るい陽射しが降り注ぐことを願って止みません。
中前さんの歌声は本当に美しく、熱く力強い思いがひしひしと伝わってきます。同窓会東京支部も後援しておりますので、同窓生の皆様、ぜひ足をお運びになり、応援をお願いいたします。 (事務局)
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中前美和子 リサイタルシリーズ Vol.2
~セレクトコンサート2022~
【日時】 2022年4月30日(土)14:00開演(13:30開場)
【場所】 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
【入場料】 前売券:4,000円、当日券:4,500円、学生券:無料
写真をクリックするとチラシ(PDFファイル)が見られます
中前美和子さんからのメッセージ
4月30日リサイタルシリーズ セレクトコンサートを開催させて頂きます。
1部 歌曲
私はラフマニノフに初挑戦、テノール、メゾソプラノ、バリトンと続き
最後におぉシャンゼリゼ等のポップス4声のコーラス。
ご近所さんの作曲家松井裕紀子さんによる編曲メドレーです。
2部 オペラ「蝶々夫人」ハイライト
日本が舞台の貴重なオペラ、字幕付きです。
よろしくお願い致します!
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中前美和子プロフィール
山口県下関市出身。梅光女学院高校音楽科、国立音楽大学声楽科卒業。中畑和子氏、植木桂氏、宮副芳通氏に師事。
コロナ禍にあっても、第24回新宿区民オペラ実験劇場(2022年1月)において「修道女アンジェリカ」のアンジェリカ、KONO国際交流presents アーティスト応援プロジェクト OPERA2021 Summer Concert(2021年8月)において「ドン・カルロ」のエリザベッタ 等の大役を演じている。
これまでに、
2017年 演奏会形式「シモン・ボッカネグラ」 アメーリア
2016年 「アイーダ」 アイーダ
2016年 ハイライト「椿姫」 ヴィオレッタ
2015年 「オテロ」 デスデーモナ
2014年 「蝶々夫人」 蝶々さん
2011年 「蝶々夫人」 蝶々さん
2007年 「フィガロの結婚」 伯爵夫人
2007年 「吟遊詩人」 イネス
2000年 「ヘンゼルとグレーテル」 眠りの精
等、埼玉県内を中心に演奏活動中。さいたま市在住、埼玉オペラ協会理事。
高32 中前美和子(旧姓 吉村)
2021年10月18日
早稲田大学法学部名誉教授 大社淑子さん(高02)のお招きで、東京支部の飯沼菜保美支部長(高21)と共に、「大社コレクション展」および早稲田大学構内にある博物館を見学させていただきました。
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その1・・・「會津八一記念博物館」
【特集展】大社コレクション展
会期:2021年10月11日(月)~11月27日(土)10:00~17:00 開館日
会場:會津八一記念博物館 1階 近代美術展示室
入場料:無料
大社淑子さんが妹の玲子さんと共に長年にわたり蒐集された近代美術のコレクション約60点が展示されています。柳原義達のブロンズ彫刻作品や素描をはじめ、中川一政、難波田龍起、入江観、小杉小二郎、奥村土牛、棟方志功、ブールデル、ヘンリー・ムーア、バゼーヌ等の愛蔵品を2018年に寄贈なさったものです。
様々な作風の作品ですが、どれも活き活きとしていて、それぞれの説明をしてくださる大社さんのご様子に、作品に対する深い愛情と愛着を感じました。一般の展覧会とは違い、個人のコレクションには蒐集家の趣味や人柄が反映され、より味わい深いものがあります。
會津八一記念博物館・大社コレクション展
https://www.waseda.jp/culture/aizu-museum/news/2021/10/11/3631/
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その2・・・「国際文学館(村上春樹ライブラリー)」
2021年10月1日にオープンしたての文学資料館・文化交流施設です。
2018年に村上春樹氏(早稲田大学第一文学部映画演劇科卒)が大学に貴重な資料を寄託・寄贈することが決定したことをきっかけに、特命教授の隈研吾氏の設計で早稲田キャンパス内の4号館をリノベーションして設立されました。
村上春樹ライブラリーとあるように、氏の作品をすべて―日本語・日本語以外のものをあわせて―所蔵しており、関連書とあわせて3000冊の蔵書をギャラリーなど閲覧スペースで読書できます。
村上氏と隈氏により細部にわたり検討されたという内装は一般の図書館とは全く異なるイメージで、ゆったりと居心地の良い空間を演出しています。館内には、セミナースペースのほか、村上氏蒐集のレコードが聴けるオーディオスペースや、学生が自主経営するカフェ、ギャラリー、ポケットパークなどがあり、新しい交流の場、研究の場を提供しています。
入館は予約制ですが、大社さんのおかげで職員の方が付き切りでご案内くださり、興味深く見学出来ました。英米文学の翻訳を専門とされる大社さんと職員の方との会話もはずみ、あっという間に時間が過ぎていきました。
早稲田大学国際文学館 https://www.waseda.jp/culture/wihl/
早稲田ウィークリー
「村上春樹ライブラリー大公開! 世界で唯一の文学空間を楽しもう」
https://www.waseda.jp/inst/weekly/feature/2021/09/27/89752/
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その3・・・「坪内博士記念演劇博物館」
演劇博物館は、1928(昭和3)年10月、坪内逍遙博士が古稀を迎え、その半生を傾倒した「シェークスピヤ全集」全40巻の翻訳が完成したのを記念して、各界有志の協賛により設立されました。およそ百万点にもおよぶ膨大なコレクションは、80年以上培われた“演劇の歴史”そのものです。
建物は坪内逍遙の発案で、エリザベス朝時代、16世紀イギリスの劇場「フォーチュン座」を模して今井兼次らにより設計されました。建物自体がひとつの劇場資料となっており、舞台正面には Totus Mundus Agit Histrionemは、“全世界は劇場なり”というラテン語が掲げられています。
早稲田の演劇博物館といえばあまりに有名ですが、見学は今回初めてでした。展示品を見て回るだけでも優に1日は掛かりそうです。これらは単なる資料ではない、先人達が築いたこの歴史の延長線上に今があるのだということを改めて感じました。
来年開学150周年を迎える母校も、歴史や伝統に学び、より良い未来を切り拓いていける学校であってほしいと思います。
早稲田大学演劇博物館(enpaku) https://www.waseda.jp/enpaku/
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キャンパスも秋めいて、気の早い銀杏は秋色に衣替えし始めています。コロナの影響か、学生の姿はまばらで少し寂しい気がしましたが、久しぶりに晴天に恵まれ、敬愛する先輩方とゆったりした時を過ごせた素敵な一日でした。
高27 時山響子(旧姓 原田)
イタリア・マントヴァ市在住のピアニスト 峰松佳乃子さん(高59音)のコンサートが9月25日(土)14時より動画配信されます。
本公演は、昨年9月に東京で開催される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて止む無く中止されました。
1年後の今も残念ながら収束の兆しがなく帰国が困難なため、このたびマントヴァ市の後援のもと現地のビビエーナ劇場にて収録した演奏を、ぴあライブストリームより配信する運びとなりました。チケット発売は8月25日(水)10時からです。
峰松さんは梅光学院高等学校音楽科を卒業後、国立音楽大学音楽学部演奏学科鍵盤楽器専修ピアノ科を経て、2011年に単身イタリアに留学され、イタリア国立ルーチョ・カンピアーニ音楽院ピアノ科修士課程を修了。現在は現地を拠点として演奏活動を続けておられます。
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サルヴァトーレ・スパノ & 峰松佳乃子
ジョイントコンサート in Streaming
日時 : 2021年9月25日(土) 14:00開演(13:30開場)
曲目 : 2台ピアノのための組曲第2番 作品17(ラフマニノフ)ほか
視聴料 : 800円(購入手数料別)
販売期間 : 2021年8月25日(水)10:00~ 9月30日(木)
チケット販売 : チケットぴあ
チケット販売 : https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2116091
アーカイブ(見逃し)配信 : 2021年9月25日(土)17:00 ~ 30日(木)23:59
公演時間 : 1時間40分(公演前後に約30分のオリジナル映像配信有)
主催 : 峰松佳乃子後援会
共催 : サルヴァトーレ・スパノ教授ピアノマスタークラス実行委員会
協力 : 株式会社下関十字堂楽器店
後援 : 下関文化振興財団 イタリア文化会館 下関市教育委員会
後援 : 山口県音楽協会 コンコルディア・ヴォークム文化協会
後援 : 国立音楽大学山口県同調会 梅光学院同窓会東京支部
後援 : 株式会社コミュニティFM下関 ほか
問い合わせ : 峰松佳乃子後援会 083-245-2072
問い合わせ : E-mail:minematsukanoko_kouenkai@yahoo.co.jp
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共演のサルヴァトーレ・スパノ氏はイタリア国立ルーチョ・カンピアーニ音楽院の前学長で、現在はピアノ科教授として教鞭をとる傍ら、演奏活動も行っておられます。2015年、2017年、2019年に東京、神戸においてマスタークラスを開催し好評を博しました。峰松さんにとっては、イタリア留学当初から現在に至るまで公私に渡り指導を受けてきた恩師にあたります。
会場のビビエーナ劇場(Teatoro scientifico Bibiena di Mantova)は、イタリアの中でも古く由緒ある劇場で、モーツァルトが17歳の頃にこの劇場で演奏し、今なお著名な音楽家が毎年演奏に訪れます。
東京・下関での公演が実現しなかったのは残念ですが、配信により全国の皆様が視聴できるようになりました。ぜひ峰松さんを日本から応援してあげてください!
今年も同窓会東京支部の総会・懇親会は中止を余儀なくされましたが、支部だよりの返信に近況報告を送っていだきました。イタリアでのご活躍の様子が伺われます。
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峰松佳乃子さん プロフィール
1989年生まれ。山口県下関市出身。
3歳よりピアノを始める。ヤマハ音楽教室ジュニア専門コースピアノ上級科、
梅光女学院高等学校音楽科を経て、国立音楽大学音楽学部演奏学科鍵盤楽器専修ピアノ科卒業。
2000年 ヤマハジュニアオリジナルコンサートin広島出演。
2003年 山口県学生音楽コンクール中学生の部ピアノ部門銀賞。
2006年 ヤマハヤングピアニストコンサート第1位、金賞および大賞を受賞。
2006年 同コンサート広島推薦演奏会金賞および大賞を受賞、大阪において
2006年 推薦演奏会に出演。
2007年 国立音楽大学入学。大学在学中に芸術祭において、国立音楽大学
2007年 オーケストラと共演。
2011年 大学卒業後イタリアに渡る。
2014年 第4回アントニオ・サリエリ青少年国際音楽コンクール
2014年 ピアノ部門第3位。
2015年 第2回ジュセッペ・アチェルビ国際コンクールピアノ部門第3位など、
2015年 数々のコンクールで入賞。マントヴァ国立音楽院修士課程ピアノ科
2015年 修了。
2016年 マントヴァ夏の音楽祭でヴァイオリニストのパオロ・ギドーニ氏と
2016年 共演。
2019年 4月にイタリア マントヴァの国立ルーチョ・カンピアーニ音楽院
2019年 修士課程室内楽科を110点満点と最優秀賞、首席で修了、
2019年 6月には音楽院の先生と共に近江八幡マントヴァ音楽祭に出演。
2019年 11月からは修士課程の伴奏科に在籍して歌曲を学ぶ。
これまでにピアノを井町泰子、下田直子、三木香代、サルヴァトーレ・スパノの諸氏に、作曲を久行敏彦、橋本剛、伴奏法をサヴェリオ・マルティネッリ、室内楽をパオロ・ギドーニの諸氏に師事。
マルミローロ市コンコルディアヴォークム文化協会のピアノ講師としても後進の指導にあたる傍ら、ソロ、室内楽において主にイタリアで演奏活動を行なっている。
山口県音楽協会会員。
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And Vision(音楽留学専門サイト)インタビュー記事
【イタリアで自分らしさを表現するピアニスト】〜峰松佳乃子さん〜
峰松佳乃子公式サイト https://kanokominematsu.jimdofree.com/
Facebook https://www.facebook.com/kanokominematsu/
Twitter https://twitter.com/kanokominematsu
東京支部事務局
こんにちは、高66音卒の江原千花です。
今年は雪が多く、新型コロナ対策に加えて、本当に大変な冬を迎えていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
本日は、次回演劇公演のご案内をさせていただきます。
2月4日の木曜日、お昼13時から、オンライン配信サイトZAIKO(ざいこ)にて一人芝居『モノロオグ』を、生配信いたします。
『モノロオグ』は、岸田國士戯曲賞などでも有名な岸田國士さんが昭和初期に書かれた一人芝居の作品で、タイトルはそのまま「独白、一人芝居」を意味する言葉monologue から来ています。
じつは著作権の保護期間が過ぎているため、台本はインターネットの図書館「青空文庫」でも読むことができます。
https://www.aozora.gr.jp/cards/001154/files/46873_30575.html
この作品を、山口県内の劇場で無観客上演し(舞台セットや照明も作りこみます)、その様子をZAIKOというサイトから、らいぶ放送いたします。
また、生配信の時間に視聴ができない方も、2月7日(日)までのお好きな時間にアーカイブ映像(録画されたもの)を観ることができます。
さらに、アフタートークとして「舞台の上から見てみましょう~なるほど舞台美術」も終演後そのまま開催し、作品上演とあわせてお楽しみいただきたいと思っております。
ぜひ、この機会にご覧いただけますと幸いです。
~ 岸田國士 作 「モノロオグ」無観客上演 らいぶ放送 ~
日時:令和3年2月4日(木) 午後1時開演(開場は15分前)
視聴料金:1,000円
演者:江原千花
舞台美術:(株) やの舞台美術 矢野節
照明:(株) やの舞台美術 矢野郁子
音響:佐川幸久
映像:jojofilm 高松博由樹
★山口県内劇場より生配信
配信サイト:ZAIKO(ざいこ)
チケット販売URL:https://streaming.zaiko.io/_item/334014
※チケットの購入および配信の視聴には、視聴者の方のZAIKO
アカウント登録(無料)が必要です。
※チケットは配信当日だけでなく、その後3日間(2月7日 日曜日
14:59まで)お好きな時間に視聴できます。
後援:下関市 / (公財)下関市文化振興財団 / COME ON! FM
監修:和田喜夫
企画・制作:Chika.E Office
「関門時間旅行ガイド」No.1平家物語と波の下の都をめぐる旅
音声ガイドを担当しております。おうちでも楽しめる、
写真と音声の新感覚ガイドブック!
オンラインショップで販売中です。
https://eharachika.cart.fc2.com/ca0/14/p-r-s/
音声の視聴は、関門時間旅行HPにて。
https://kanmontime.com/kmttguide1-2/
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Chika.E Office
Mail: chika_eofficial@oct.zaq.jp
TEL/FAX兼 083-268-1668
〒750-0075
山口県下関市彦島江の浦町1-9-16
Chika.E Office公式サイト
http://eharachika.web.fc2.com/
下関リーディングの会
http://eharachika.web.fc2.com/reading/
下関リーディングの会(こりっちバージョン)
https://srk.stage.corich.jp/
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高66音 江原千花
中前美和子さん(高32)がこのたびソプラノリサイタルを開催されます。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、今年3月頃より次々にコンサートが中止されました。音楽家は仕事を奪われ、何よりも人生そのものである音楽ができないという、前代未聞の厳しい時期が続いています。そのような中でも何とか音楽の灯を絶やさないようにと、オンラインを利用したライブ配信を行ったり、楽器演奏や歌唱の際の飛沫の測定を行い、科学的実証のもとにコンサートを再開する努力が続けられています。
ここにきてようやく感染防止対策を行いながらのコンサートが開催されるようになり、9月19日には入場者制限付きだったクラシックのコンサートは100%入場が可能になりました。半年もの間、長い冬に耐えていた観客も、春の到来を心から喜び、生の演奏に感動しています。
中前さんもこの時期にリサイタルを開催するにあたり、様々なご苦労がおありになったと思いますし、本番終了まで気が抜けないことでしょう。しかし、音楽が人々の心を潤し、世の中を明るく豊かにすることを信じて頑張っておられます。同窓会東京支部も後援しておりますので、同窓生の皆様、ぜひ足をお運びになり、応援をお願いいたします。 (事務局)
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中前美和子 ソプラノリサイタル 2020 ~歌の中の物語へ~
【日時】 2020年10月3日(土)14:00開演(13:30開場)
【場所】 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
【入場料】 前売券:3,000円、当日券:3,500円、学生券:無料
写真をクリックするとチラシ(PDFファイル)が見られます
中前美和子さんからのメッセージ
10/3(土曜日)彩の国さいたま芸術劇場音楽ホールにて 初のリサイタル
をさせて頂くことになりました。コンセプトは「1枚の絵画を見た時の
ような歌の中の物語への誘い」です。
テノールは藤原歌劇団でご活躍の藤田卓也さん、ピアノは篠宮久徳さん、
チェロの韮澤有さん、素晴らしいピアノの音色に深みと癒しの空間を与え
てくれるチェロの響き、諸々を忘れてひたることのできるひとときお贈り
します。
第一部は歌曲で「禁じられた歌」「舟歌」、木下牧子の「風をみたひと
「夢」、ピアソラの「アヴェマリア」、後半友人の作曲家の編曲による
「ソプラノとテノールのための日本の歌メドレー」を。
第二部はオペラ「トスカ」「アイーダ」からの抜粋で、テノールと独唱
や二重唱で解説と共に歌って参ります。
お聴き下さると嬉しいです。
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中前美和子プロフィール
山口県下関市出身。梅光女学院高校音楽科、国立音楽大学声楽科卒業。中畑和子氏、植木桂氏、宮副芳通氏に師事。
これまでに、
2000年 「ヘンゼルとグレーテル」 眠りの精
2007年 「吟遊詩人」 イネス
2007年 「フィガロの結婚」 伯爵夫人
2011年 「蝶々夫人」 蝶々さん
2014年 「蝶々夫人」 蝶々さん
2015年 「オテロ」 デスデーモナ
2016年 ハイライト「椿姫」 ヴィオレッタ
2016年 「アイーダ」 アイーダ
2017年 演奏会形式「シモン・ボッカネグラ」 アメーリア
等、埼玉県内を中心に演奏活動中。さいたま市在住、埼玉オペラ協会理事。
高32 中前美和子(旧姓 吉村)
大社淑子さん(高02)が翻訳され、1991年10月に朝日新聞社より出版されました 『最初の礼砲』-アメリカ独立をめぐる世界戦争-(バーバラ・W・タックマン著) が、このたび ちくま学芸文庫(twitter)に収録されました。
初版より約30年、世の中は大きく変化し、当時には想像すらできなかった様相を呈しています。さらに今、重大な試練を与えられています。このような中にあってなお再版されるということは、この著書が人類にとって普遍的な価値を持つ作品であるからに他なりません。
「本書を翻訳する機会を得て、私は様々な歴史上の事実とその教訓を学ぶことができた。(中略)人間の傲慢さや利己的な性格がいかに当事者の目を曇らせてしまうか、人間のうちに潜む物欲と残虐性、リーダーシップのあり方、高潔な心情を持つ人々の勇気と知性や、不可能を可能にする剛胆さ、そして、いつもながら戦争の不毛、悲惨、愚かさを痛いほど思い知らされた。」 「これを機会に、タックマンの作品がこれまで以上に読まれ、日本の読者に大きな感銘を与えることを願ってやまない。」(大社淑子 文庫版訳者あとがき)より
【内容】
そして、世界が動きだした
1776年11月16日、大陸会議の旗を掲げた船が西インド諸島のオランダ領セントユーステイシャス島に入港し、礼砲を放った。島の砦が答砲で応える。それはアメリカという「独立国」に対する最初の公的礼砲で、歴史の大きなうねりが始まった瞬間だった。本国イギリス政権担当者の無気力、参戦国オランダとフランスの国民感情・国家的背景などを分析し、アメリカ独立をめぐる18世紀の世界戦争を透徹した歴史観で描き出す。『八月の砲声』の著者最後の作品。(書評より)
【目次】
ⅠIIIV 「アメリカ合衆国の主権が最初に認知された場所」
ⅡIIV 黄金の岩
ⅢIV 海乞食―オランダの台頭
ⅣII 「途方もない企て」―アメリカ海軍
ⅤIII 海賊船―ボルティモアの英雄号
ⅥII オランダ人とイギリス人―もう一つの戦争
ⅦI ロドニー提督登場
Ⅷ フランス人の介入
ⅨII アメリカ革命の危機
ⅩIII 「ここで叩いておけばアメリカはこっちのものさ」
ⅪII 重大な瞬間
ⅫI 最後の機会―ヨークタウンの戦い
【出版情報】
書 名 : 『最初の礼砲』-アメリカ独立をめぐる世界戦争-
出版社 : 筑摩書房
刊行日 : 2020年6月10日
ISBNコード : ISBN:978-4-480-09991-4
JAN コード : 9784480099914
価 格 : 1700円+税
【大社淑子氏関連記事】
・「イーディス・ウォートンを読む」(2018年12月)
・「神よ、あの子を守りたまえ」出版のお知らせ(2016年12月)
・戦中戦後の思い出(前編)、・戦中戦後の思い出(後編)(2016年10月)
・「ホーム」 新刊のお知らせ(2014年4月)
・「ミューリエル・スパークを読む」(2013年12月)
【主な作品】
主な著書:
『ドリス・レッシングを読む』、『ミューリエル・スパークを読む』、
『イーディス・ウォートンを読む』(いずれも水声社)
『アイヴィ・コンプトン=バーネットの世界』(ミネルヴァ書房)など
主な訳書:
ドリス・レッシング『生存者の回想』、『シカスタ』(ともに水声社)、
トニ・モリスン『青い目がほしい』、『スーラ』、『ジャズ』、
『パラダイス』(いずれも早川書房)など
まったくの余談ですが、今回のお話は、筑摩書房さんから東京支部のホームページにお問い合せメールをいただき、それを大社さんにお取次ぎしたことから始まりました。本サイトが支部会員の役に立てましたこと、結果的に貴重な著書の出版にちょっぴり関われましたことを大変嬉しく存じます。今後とも皆様のお役に立てれば幸いです。
東京支部事務局
様々なところで新型コロナの影響が出ていますが、ご無事でいらっしゃいますか。
私はなるべく自宅から出ないように過ごしていますが、会社勤めの方は毎日出勤で外出自粛にも限界があることを痛感しています。
さて、去る令和2年3月22日、下関市立豊北歴史民俗資料館(旧・滝部小学校)にて、第二回主催公演 神楽舞と朗読劇「うらやす物語~ふるさとの神話~」の無観客上演、および関係者のみで動画撮影を行いました。
一年間、山口県の「若手文化人等スキルアップ支援事業」の助成を受けてお稽古させていただいた神楽舞の成果発表として企画し、また、多くの方に神楽舞や地域の伝説に触れていただけたらと朗読劇も併せて準備していましたが、新型コロナウイルスの影響で関係者16名のみ、無観客上演・動画撮影という形での開催になりました。
中止の可能性さえあったので、事前のご案内は控えさせていただき動画公開後のご案内となりました。ご理解いただけますと幸いです。
全部で1時間弱の動画ですが、作品ごとに10~20分ずつYouTubeで公開しております。とくに期限は設けておらず、いつでも閲覧可能ですので、よろしければお時間の許すときにご覧いただけたら幸いです。
江原千花よりメッセージ
第二回江原千花主催公演
神楽舞と朗読劇「うらやす物語~ふるさとの神話~」
(全5本の動画を順にまとめたプレイリスト)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMEuhaHqQqa_69wkhkr8Y2NFb-lXqrBIU
【第一部】神楽舞
〇「浦安の舞」――浦安の「浦」は、心のことを表す古語で、心の安らかであることを意味しています。昭和15年、世の中の平和を祈ってつくられた舞です。
https://youtu.be/0CSWUA_JQjo
【第二部】朗読劇
〇その壱「アメノイワト」――よく知られた日本神話を題材にしました。天鈿女命がこのとき踊った様子は、神楽舞の起源とも言われています。
https://youtu.be/gDAEyF-E600
〇その弐「はまいで」――豊北町には、7年に1度のお祭りがあります。山口県指定無形民俗文化財、浜出祭にまつわるお話です。
https://youtu.be/rGc5wkT44LM
〇その参「関門海峡 満珠・干珠の島」――神功皇后が龍神から借り受けた二つの宝を海に還すと、そこから二つの島が浮かび上がり、満珠島、干珠島になったと言われています。
https://youtu.be/YzYhlqsf-y4
この事態の一刻も早い収束を願うばかりです。
またお会いできる日を楽しみにしております。
高66音 江原千花
大社淑子さん(高02)が本年新刊として出版された、米国の作家 イーディス・ウォートンの作家論/作品論「イーディス・ウォートンを読む」をご紹介します。
美への憧れ・生への衝動
1921年に女性初のピュリツァー賞を受賞し、コスモポリタンとして生きたイーディス・ウォートン。いつの時代も変わらない社会と個人の葛藤、男女間の機微を多彩かつ冷徹に描いた代表作『エイジ・オブ・イノセンス』、『ハドソン・リヴァー・ブラケテッド』などを読み解きその魅力にせまる作家論/作品論。(書評より)
【目次】
第一章 美に生きる イーディス・ウォートンという作家
第二章 憧れの国イタリア Italian Villas and Their Gardens (1904)
Italian Backgrounds (1905)
The Valley of Decision (1902)
第三章 敗北の勝利 The House of Mirth (1905)
第四章 楽園追放 The Fruit of the Tree (1907)
第五章 バークシャーの冬、そして夏 Ethan Frome (1911)
Summer (1917)
第六章 愛の試練 The Reef (1912)
第七章 ペルシウスの敗北 The Custom of the Country (1913)
第八章 第二の祖国フランス A Motor-Flight through France (1908)
Fighting France from Dunkerque to Belfort (1915)
The Marne 1918)
French Ways and Their Meaning (1919)
A Son at the Front (1923)
第九章 ゴルゴンの眼The Age of Innocence (1920)
第十章 黙せる鍵盤 Old New York (1924)
第十一章 過去ふたたび The Glimpses of the Moon (1922)
The Mother’s Recompense (1925)
Twilight Sleep (1927)
第十二章 甲斐なき自己犠牲 Children (1928)
“Bunner Sisters”
第十三章 作家とミューズ Hudson River Bracketed (1929)
The Gods Arrive (1932)
第十四章 状況の妙 “Roman Fever”
“The Other Two”
第十五章 ヨーロッパ遠征 The Buccaneers (1938)
出版社:水声社
出版年:2018年6月
コード:ISBN:978-4-8010-0346-0 C0098
価格 :3000円+税
注文 :TSUTAYA、RAKUTENブックス、ヨドバシ.com、honto、HMV&BOOKS 他
大社淑子さんは、昭和25年に梅光女学院高等学校を卒業された高02回生です。昔の女学校といえば、まずお嬢様学校というイメージを持たれると思いますが、梅光の先輩方のお話を伺うと、活動的で精神的にも自立した方が多かったようです。
在校中にマッケンジー先生(第4代学院長)の英語の
授業によりシェイクスピアの楽しさに目を開かせられた大社さんは、その後英文学の道に進まれ、早稲田大学大学院文学研究科文学専攻博士課程を経て早稲田大学名誉教授に就任されました。毎年支部総会でお見かけする凛としたお姿は、同窓生の憧れです。
【東京支部HP関連記事】
「神よ、あの子を守りたまえ」出版のお知らせ(2016年12月)
戦中戦後の思い出(前編)、戦中戦後の思い出(後編)(2016年10月)
「ホーム」 新刊のお知らせ(2014年4月)
「ミューリエル・スパークを読む」(2013年12月)
主な著書:
『ドリス・レッシングを読む』、『ミューリエル・スパークを読む』(ともに、水声社)、
『アイヴィ・コンプトン=バーネットの世界』(ミネルヴァ書房)など
主な訳書:
ドリス・レッシング『生存者の回想』、『シカスタ』(ともに、水声社)、
トニ・モリスン『青い目がほしい』、『スーラ』、『ジャズ』、『パラダイス』(いずれも、早川書房)など
東京支部事務局
2019年2月、江原千花さん(高66音)が故郷下関で、井上ひさし作「父と暮せば」を自主上演なさいます。江原さんよりご紹介をいただきましたので、以下に掲載いたします。下関近郊の方はもとより、関東在住の同窓生も是非応援をお願いいたします。
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師走を迎え、何かと慌ただしい時期になってまいりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
来年2月に「父と暮せば」を下関で自主上演することになりました。
井上ひさしさんが、戦後の広島を舞台に書かれた二人芝居です。
舞台には日本家屋のセットを組み、人間のいとおしさや滑稽さを巧みに表現される演出家・横山由和先生を演出にお迎えし、本格的に上演いたします。
2019年2月7日(木)~9日(土)
於:下関市生涯学習プラザ 小ホール
全5回公演(各162席)・全席自由席
「父と暮せば」
脚本:井上ひさし
演出:横山 由和
出演:江原 千花 / 金子 達
照明・舞台美術:株式会社やの舞台美術
舞台監督:中原 和樹(もんもちプロジェクト)
音響:佐川 幸久
衣装:江原 美千代(Chika.E Office)
編集:青木 紀子
後援:下関市・下関市教育委員会・(公財)下関市文化振興財団
後援:熊谷美術館・梅光学院同窓会・KRY山口放送・山口新聞
後援:COME ON! FM
協賛:株式会社井上商店・株式会社浅田飴・いとう整形外科
協賛:他 個人協賛
上演スケジュール(各30分前開場)
2月7日(木) - / 18:30
2月8日(金)13:30 / 18:30
2月9日(土)11:00 / 14:30
チケットについて
前売り3,000円、当日券3,500円 全席自由席
【お取り扱い】
✦ Chika.E Office*オンラインショップ https://eharachika.cart.fc2.com/
✦ シーモール ラン シーモール下関1階
✦ 下関市生涯学習プラザ(ドリームシップ) 下関市細江町3−1−1
✦ 下関市民会館 下関市竹崎町4丁目5-1
オンラインショップと江原への直接ご予約をいただいた方限定で、特製チケットホルダーを添えてお届けします。当日のお受け取りも可能です。また、オンラインショップでは公演パンフレットご予約も受け付けています。
〜公演リーフレットより〜
皆様は、演劇にどんなイメージを持っているでしょうか。
私にとって舞台は、生きる事のすばらしさを感じさせてくれた特別な場所であり、嬉しいことも悲しいことも、悩ましいこともすべてを還元できるところ。
未知の人生に出会い、自分の人生をふり返り、他者と共有する演劇は、いつも新しい気付きをくれます。
大好きな下関で、作者・井上ひさしさんの伝えたかったことを、そして、私は想像することしか方法を持たない、美津江の心のゆらぎを今の私に出来うるかぎり、丁寧に、繊細に、大切にとりだしていまの時代を生きている、すべての人に伝えたいです。
素晴らしい座組の皆様とともに、演劇のちから、舞台の魅力をしっかり感じていただけるよう、準備してまいります。
ぜひ、ご観劇ください。
稽古の様子や、小道具などの制作秘話を「よもやま話」に綴っております。
http://fukuyoshiya.blog.fc2.com/
詳細は、公演情報ページをご覧ください。
http://eharachika.web.fc2.com/the-face-of-zizo.html
お問い合わせ先(江原)
TEL:083-268-1668
MAIL:chika_eofficial@oct.zaq.jp
これから寒くなってまいりますが、どうぞ温かくしてよいお年を迎えられますように。
高66音 江原千花
音楽科卒業の竹下花音さん(高65音)、福田 愛さん(高66音)および、下関出身の小野田さと さんが、全員にゆかりのある下関と現在の活動拠点である東京で、ピアノ、ヴァイオリン、チェロのトリオコンサートを開催します。
【 下関公演 】
12月21日(金) 19:00開演(18:30開場)
一般1000円 / 学生800円(小学生以下も800円)
下関市民会館中ホール
【 東京公演 】
1月16日(水) 19:30開演(19:00開場)
一般1500円 / 学生1000円(小学生以下も1000円)
めぐろパーシモンホール小ホール
♯ チケット購入方法
以下のURLよりお申込みください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdKw8QHWjwQ-MlKMlQEMUQLsEjZHZgHD5JpGLUO3pRgpUPLAw/formResponse?pli=1
・銀行振込:振込確認後チケットをご用意いたします。当日受付にてお受け取りください。
・現金支払:出演者から直接購入される場合は現金引換となります。
♭ 出演者からのメッセージ
メンデルスゾーンのピアノトリオをはじめ、それぞれのソロ曲や弦楽器のデュオなど、内容盛りだくさんなプログラムを考えているのでぜひたくさんの方に聴いて頂きたいと思っています。よろしくお願い致します。
♪ 出演者プロフィール ♪
竹下花音(チェロ)
福岡県北九州市出身、埼玉県在住。
5歳よりチェロを始める。
梅光女学院高等学校音楽科卒業。
エリザベト音楽大学音楽学部演奏学科チェロ専攻卒業。
第5回ヴェルデ音楽コンクール優勝。
第2回しまなみ音楽祭、第8回湧き上がる音楽祭in北九州オーケストラ演奏会に出演。
BARやディナーショーでのBGM演奏、アーティストのサポートやレコーディングなども積極的に行っている。
これまでにチェロを池田優子、久井誠子、川上徹、堀川真里、熊澤雅樹の各氏に師事。
特別セミナーにてモスクワのチェリストKirill Rodin氏のレッスンを受講。
現在は関東を中心にクラシック、ポップスなど様々なジャンルで活動中。
福田 愛(ピアノ)
山口県下関市出身。
梅光学院高等学校 音楽科卒業。
国立音楽大学 音楽学部演奏・創作学科ピアノ専攻卒業。
これまでにクラシックピアノを井町泰子、戒重朋子、金子恵各氏に、ポピュラーピアノを小寺久美子氏に、作曲を橋本剛氏に師事。またサルヴァトーレ・スパノ氏によるピアノマスタークラスを受講。
小野田さと(ヴァイオリン)
山口県下関市出身。
4歳よりヴァイオリンを始める。
山口県立下関南高等学校卒業。
桐朋学園大学音楽学部卒業。
第8回ヴェルデ音楽コンクール総合1位、グランプリ受賞。
第61回山口県学生音楽コンクール大賞受賞。
第13回大阪国際音楽コンクール入賞。
第25回日本クラシック音楽コンクール全国大会入選。
テレビ東京「欅って、書けない?」に出演。
ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに桐朋学園オーケストラとして出演。
これまで、ヴァイオリンを三木妙子氏、石井志都子氏に師事。
室内楽を徳永二男氏、毛利伯郎氏、田崎悦子氏、山田富士子氏、漆原啓子氏、山崎信子氏に師事。
現在、関東を中心に演奏活動、後進の指導にあたっている。
高65音 竹下花音/高66音 福田 愛
大日10・院5の大塚順子(婉嬢)さんがまた日展に入選されました。第5科書の部門です。何と今年で10回目の入選です!
作品は下記に展示されます。芸術の秋、ぜひ足をお運びください。
【改組 新 第5回 日展】
日時 : 11月2日(金)~25日(日)火曜日休館 10:00~18:00(入場は17:30まで)
場所 : 国立新美術館
入場料 :一般1200円/高・大学生700円 11月9日(金)は「日展の日」入場無料
開催概要 : https://nitten.or.jp/summary
大塚婉嬢さんの
ホームページ「樹蔭黒原」
東京支部事務局
みなさまこんにちは
高66音の江原千花と申します。
私は幼い頃からごっこ遊びや歌、踊りなど表現することが大好きで、4歳から舞台女優を志してレッスンを始めました。現在、舞台を中心に個人で活動しております。先日の同窓会東京支部総会ではパフォーマンスの機会をいただき、動画上映と朗読をさせていただきました。
今年の7月、山梨県で舞台に出演しますので、ご案内させていただきます。
生演奏創作音楽劇「ヤマガヒ~とうとう~」 という作品で、わたしは「女(月から降りた者)近代」役を演じます。題材となっているのは、甲府市に伝わる「天津司の舞(てんづしのまい)」という日本最古の人形芝居で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。公演にあわせて、天津司の舞上演や、演出家・天津司の舞保存会会長さん・山梨県立博物館学芸員さんの3人による対談も開催されるそうです。
すこし遠いと感じるかたもいらっしゃると思いますが、東京から甲府へはJR特急列車や高速バスなどいろいろな交通ルートで繋がっておりますので、山梨観光とともにお楽しみいただましけたら幸いです。
生演奏、創作、音楽劇という名の通り、音楽は生演奏です。琴や尺八の和楽器と、ピアノ、ハープ、オカリナなどの洋楽器が一緒になった珍しい編成です。また、音楽も作曲家によるもので、舞台美術や衣装もプロの方が今回のために創作されるものです。わたしも舞台女優としてセリフだけでなく、歌ったり、時にはダンスに近い動きもあったり、全身で表現する貴重な機会です。よろしければ、ぜひご観劇にいらしてください。自然の美しい山梨県にて、心よりお待ちしております。
はなのか
はなのか(江原千花のブログ)より
あと1か月!ヤマガヒ稽古日記を、私なりに。
【文化の湖プロジェクト 生演奏創作音楽劇 「ヤマガヒ~とうとう~」】
脚本、演出:中原和樹(もんもちプロジェクト)
主催:アドブレーン・共立NTT-F共同事業体、山梨日日新聞社
助成:一般財団法人 地域創造
協力:evam eva yamanashi、山梨県立博物館 他
後援:天津司の舞保存会
■日時:2018年7月7日(土)~8日(日)
■日時:207日(土)18時半~
■日時:208日(日)13時半~/17時~ ※開場はそれぞれ30分前
■場所:コラニー文化ホール(山梨県立県民文化ホール) 小ホール
■場所:山梨県甲府市寿町26-1 055-228-9131
■場所:MAP http://www.yamanashi-kbh.jp/pdf/access.pdf
■チケット 一般3,000円/高校生以下1,000円
■劇場お問い合わせ:コラニー文化ホール
■メールお問い合わせ bunkanomizuumi@gmail.com
チケットのお申し込みはこちら(オンラインチケット予約、江原千花扱い)
https://www.quartet-online.net/ticket/toutou2018?m=0icjjfd
江原千花公式ホームページ
http://eharachika.web.fc2.com/index.html
プロフィール
http://eharachika.web.fc2.com/profile.html
高66音 江原千花
音楽科卒業の福田 愛(まな)さん(高66音)、麗さん(高69音)姉妹が、ピアノとヴォーカルでライブコンサートに出演されます。
【Musical Song Live】
日 時:2018年6月22日(金)18時30分開場、19時開演
場 所:ライブハウスミノトール2(新宿3丁目1分)
場所:http://www.mino-2.com/hp/index.htm
入場料:1,500円(1ドリンク付き)
ミュージカルの曲が盛りだくさんの、ライブとなっております。今回、初めての企画でとても緊張していますが、来てくださったお客様に素敵な時間を過ごしていただけるよう、最後まで楽しく歌い切りたいと思います。
ミュージカルが好きな方はもちろん、知らない方も楽しめると思うので、皆様是非お越しください!
高69音 福田 麗
本年度の同窓会東京支部の総会で、自主制作の梅光の記録動画と、大先輩である木暮実千代さんの文章朗読を披露してくださった江原千花さん(高66音)が、日本青年会議所主催の「第32回人間力大賞」にエントリーなさっています。
6月14日(木)から17日(日)までの4日間、WEB投票が行われ、多くの支持を獲得した方には、夢に一歩近づける機会が与えられますので、同窓生はじめ梅光生を応援してくださる皆様方、ぜひご協力をお願いいたします。
人間力大賞とは「20歳から40歳(1978年~1998年生まれ)までの国内外問わず、科学技術・医療・福祉・文化芸術・国際交流・国際協力・環境・スポーツ・教育・まちづくり・災害復興等の活動を積極果敢に実践している人間力あふれる光り輝く傑出した若者」を表彰し、その活動を支援するというプロジェクトです。
http://nippon-saiko.jp/ningenryokutaisyo/outline/
6月14日(木)から17日(日)まで、4日間だけのWEB投票が行われています。
WEB投票で支持を多く集めた上位10名と、理事会ですでに選出された10名、計20名が最終選考のプレゼンテーションに進むことが出来ます。これまで多くのかたにご協力いただいて発展させてきた文化・芸術活動、また、その活動への思いを伝える場所が与えられる、またと訪れないような機会です。
現在は「下関リーディングの会」という朗読劇の会を立上げ、市などの助成金を頼りに会費無料で運営するなど、演劇の振興、文化芸術による地域の活性化を目指しています。
いずれは下関に劇場を作りたいという目標を持っています。色々なひとが自由に集まり、 語り合えるような場所。誰もが心ゆたかに、幸せに過ごせる場所。今回のエントリーは、その為の一歩です。短期間ではありますが、ぜひ投票をお願いいたします。
また、知名度の低い私ひとりの力では、投票数を集めることが困難な状況です。投票とあわせて、よろしければ周囲のかたにご紹介いただけましたら幸いです。
応援よろしくお願いいたします。
候補者紹介ページ
エントリーNo.38 江原千花です。
nippon-saiko.jp/ningenryokutaisyo/32_vote_list/
WEB投票はこちらからできます。
http://nippon-saiko.jp/ningenryokutaisyo/32_vote/
今後も、梅光で学んだ隣人愛の精神や、生きる場所を与えてくれた芸術への思いを胸に活動を続けてまいります。どうぞ、よろしくお願いいたします。
江原千花公式サイト
http://eharachika.web.fc2.com/
ブログ
「第32回人間力大賞」活動への思いと、応援・投票のお願い。
下関リーディングの会
http://eharachika.web.fc2.com/reading/
高66音 江原千花
2018年8月26日(日)、元梅光学院大学教授 中山 敦 先生の傘寿をお祝いするコンサート「中山先生を囲む会」を開催いたします。
中山先生は、梅光女学院大学(現 梅光学院大学)コーラス部「セシル・コール」および、梅光女学院短期大学部コーラス部「コール・クヴェレ」を創立時より指導してこられ、その他にも北九州、福岡、山口の合唱団の指導者、指揮者としてエネルギッシュに活動されています。それのみならず、「一人でも僕を必要としているところ人がいて音楽ができるなら、どこにでも行きます」とおっしゃって、今回、関東の演奏会のために九州からお越しになりご指導をして下さっています。
私の短大時代の思い出と言えば、「クヴェレ一色」でした。思い起こせば、本当によき友人、よき先生方、よき指導者そして協力してくださった梅光の事務の方々に恵まれていたと、この年齢になって感じます。昔は、現在の大学の図書館の裏手に各クラブの部室がありました。部室といっても、プレハブの狭い部屋で、空き時間になると各クラブの部員が集まり、どこの部屋からも笑い声がこぼれていました。
春と夏の合宿にも先生はお付き合いくださり、一日中歌い、歌う曲の歌詞の解釈や読み方、作曲家や作詞家の思いや、作成された時代背景を話して考えて歌に取り組んでいました。私は、学生時代は、指揮者をやっていましたので、九工大や歯科大それから産業医科大学の指揮者と指揮法の勉強をおこなったりして、短い期間でしたが、必死で取り組んでいました。
音楽をやる人、特に歌をやる方は大変個性的な方が多いのでぶつかることもありましたが、中山先生の指導で歌うと、そのようなわだかまりも溶け合って、一つの美しいハーモニーが生まれるのが本当に不思議でした。まあ、私達は、“中山マジック”とひそかに言っていました。何があっても心を重ねあうということを知らないうちに教えられ、体に染みついていたのだと思います。
今回のコンサートは、そんな中山先生に対して傘寿のお祝いと今迄様々なチャンスをくださった感謝の気持ちをこめて、関東地区にいる梅光の卒業生と、第1回からジョイントコンサートに賛助くださっている九州工業大学の卒業生が実行委員となって2年前から計画してきたものです。伴奏の岡添正子さんも梅光の同窓生(高33音)です。
現在、男性19名、女性26名で毎月1回の練習をしていますが、梅光の同窓生はもちろん、中山先生ゆかりの方 及び 今回の演目に惹かれた方がいらっしゃいましたら是非ご参加ください。
現在決定している練習日程は以下のとおりです:
6月23日(土)12時~16時 女声及び混声@日吉区民センター
7月28日(土)15時~19時半 混声@青葉台フィリアホール練習室
7月29日(日)13時~17時 女声@大倉山記念館
8月18日(土)11時~16時 女声及び混声@大倉山記念館
8月25日(土)13時~17時 GP@鶴見公会堂
8月26日(日)15時~17時 リハーサル@サルビアホールリハーサル室
中山先生の素晴らしい音楽と私共の歌声を聴きにいらしていただければ幸いです。
連絡先:西田聖子(短英21) 090-6536-4241
日時 : 2018年8月26日(日)19:30開演
場所 : 鶴見区文化センター サルビアホール
曲目 : フォーレ作曲「レクイエム」(J.ラター版)
曲目 : 小林秀雄作曲「落葉松」
曲目 : 堀口大学作詩 清水 脩 作曲
曲目 : 曲目:「月光とピエロ」より ”秋のピエロ”、Sea Shanty 他
指揮 : 中山 敦、岡 秀悟
伴奏 : 岡添正子(高33音)
独唱 : 馬場陽子(ソプラノ)、佐藤喜義(バリトン)
全席自由 入場無料
※入場に際し整理券を配布します。お問合せは西田(090-6536-4241)まで
中山 敦 プロフィール
九州大学男声合唱団コールアカデミーの学生指揮を務めたことを契機に、指揮者の道を歩む。 米倉美枝、安永武一郎、濱田徳昭、團伊玖磨の各氏のもとで練習指揮をしながら指揮法を学ぶ。
バロック、古典派はもちろんのことあらゆる時代の宗教曲に精通し、精神性の深い指揮は常に聴衆を魅了し、高い評価を得ている。 また、現代音楽にも造詣が深く、常に妥協のないアカデミックなスタンスで取組み、その幅広い音楽活動ぶりには目を見張るものがある。
北九州記念混声合唱団(1982年~)、山口市民合唱団「のんた」(1982年~)、福岡シンフォニック合唱団(1993年~)他、北九州、下関の多くの大学合唱団等でも精力的に指揮活動を行っている。
元梅光学院大学教授 賛美歌学専攻。 メサイア アナリーゼ I 、メサイア アナリーゼ Ⅱ、蓋井島の歌・亥の子祭の歌 等の論文を発表している。
コール・クヴェレ
1964年 梅光女学院大学短期大学部コーラス部として声楽家中尾美恵子先生と創部。その後コール・クヴェレ(歌の泉)と名付け、声楽家であり指揮者の原口すま子先生とともに、邦人の女声合唱曲「葡萄の歌」「心の四季」などを中心に演奏。2006年、短大閉学にともない廃部となる。
セシル・コール
1974年 顧問で指揮者の中山敦先生と3名の学生により「梅光女学院大学コーラス同好会」として創部。「歌の女神 聖チェチーリア」からセシル・コールと名付けられ、礼拝では聖歌隊も兼ねた。2001年の共学化により混声合唱団となったが、団の名前はそのまま、現在も活動を続けている。
短英21 西田聖子