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梅光学院同窓会、東京支部のみなさま、昨年はお世話になりました。
今年度から梅光学院中学校・高等学校と名称を変更し、中学校1年生には男子生徒が入学してきました。これまでに経験したことのない不思議な活気がキャンパスを謳歌しています。昼休みには(プラスチックの)バットとボールを使って先生方と野球に興じている姿も見られます。かつて華やかだったソフトボールとはまた違う雰囲気がおもしろいのです。
先日、出勤中の教師の一人に近所の方が声をかけてくれたそうです、
「今度入学した梅光の男子生徒たちは近所で評判がいいわよ。大きな声で挨拶してくれるし、明るくてね」
職員室に入ってくる時の大きな声と礼儀正しさは気持ちがよいものです。勿論女子生徒も同じなのですが、男子のことが近所の方々も気になっているのだと思います。
チャペルでも男女混成の姿そ見ていると感慨深いものがあります。一生懸命に賛美歌を歌う男子生徒の姿を見るにつけ、共学にして良かったとの思いが強くなっています。
私共の学校の真価が問われるのは、むしろこれからだと思っています。今後も同窓会のみなさまには変わらない応援を心よりお願い申しあげます。
中学校・高等学校校長 力丸 晃
同窓生のみなさま、お元気でお過ごしでしょうか。
この度、東京支部ホームページが開設され、原稿の依頼を受けましたので、私の近況等、少し報告させていただきます。
私は、昭和41年4月からちょうど10年間、梅光学院の高校で英語を教えました。現東京支部長の飯沼菜保美さん達の学年は入学と同時に3年間もちあがり、AからEまで全てのクラスで教え、最も印象に残る学年となりました。不勉強で未熟な若い教師と難関を突破して梅光に入学された優秀な生徒という面白い組み合わせでした。自分のことは自分で決めるという頼もしい生徒の集団で、見事に各々が新しい道を選択し、巣立って行かれました。
その結果が今、あるように思います。わずかばかりの運の悪さを恨むことなく、自分の選んだ道を受け入れ、素敵に年をかさね、個性豊かな女性にみなさんなられました。本当に嬉しいことです。
さて、私は現在、下関市男女共同参画協議会の会長として、ワーク・ライフ・バランスの推進にとりくんでいます。地方では益々少子高齢化がすすみ、財政を圧迫しています。負担と給付の関係がとりざたされていますが、私のような高齢者も応分の負担をすべきと思います。そうでないと若い世代に経済的な余裕がなく、明るい未来像がえがけません。
願わくば、同窓生のみなさんが、梅光でつちかわれた精神にもとづき、元気でいきいきと活動されるのみならず、周りの人々とのつながりを大切にして、おだやかにゆったりと生きて欲しいと思います。
梅光女学院高等学校 旧教諭 宮崎厚代
◆宮崎先生のプロフィール
昭和38年◯◯津田塾大学英文学科卒業
昭和38年◯◯香川高校、梅光女学院教諭
昭和51年◯◯梅光学院大学大学院英米文学博士過程 入学
昭和55年~平成18年
昭和38年◯◯福岡大学、九州産業大学等で非常勤講師
昭和38年◯◯下関市女性センター設立委員会副会長
昭和38年◯◯国税モニター、中国電力エネルギーアドバイザー 等
平成24年◯◯「環境を考える会」役員
平成24年◯◯下関市男女共同参画協議会 会長
平成26年◯◯10月 永眠
「ワーク・ライフ・バランス情報誌」(PDFファイル)