梅光学院高等学校同窓会
2012年01月22日

下関のお正月

初日の出も見ることなく、寒い寒い元旦となりました。海を臨める下関らしい風の中、昨年よりは今年と願って神社にもうでる方たちが、晴れ着というよりは防寒をしてお出かけでした。

 

広い広い関東平野の片隅に住んでいても、ビル群と今一つくすんでいる外気の中で、視界が狭められている日常が、時々下関の海峡のある風景を懐かしく思い出させ、正月の帰省の時はその風景にホッとなごんでいます。

 

教会の元旦礼拝を済ませ、亀山八幡宮と赤間神宮を観察してきました。日ごろは参拝客もまばらなここも、正月ばかりは下関なりの人出がありました。でも、なぜか「亀山さん」の方が参拝される方の列が国道まであふれていました。本殿の前庭が狭いからかしら?

 

門司港との渡船のある唐戸には『カモンワーフ』という商業施設もあり、海側にはウッドデッキの遊歩道があり、お天気が良ければ、絶好のお正月のぶらり歩きだったのでしょうけれど。

 

在校中と変わらない海峡の景色と変わっていく町並み、人の流れ。帰省の度に感慨に浸るものがありますが、「下関」が元気でいてくれますようにと願うお正月でした。

 

高27 島村善子(旧姓 中西)

下関今昔物語

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