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元梅光女学院中学校・高等学校教諭、小田豊先生が8月15日に逝去されました。
先生が在職されたのは昭和40年代ですが、小田チンの愛称で親しまれ、体育の授業でお世話になりました。
小田先生は、1942年山口県に生まれ、1966年広島大学教育学部教育専攻科を修了されました。
梅光女学院を退職されてからは、滋賀大学教育学部助教授、教授として教鞭を執られた後、文部省に入省され、2004年には国立教育政策研究所次長に就任。2007年より国立特別支援教育総合研究所所長、理事長の要職を歴任され、障害のある子どもの教育的ニーズに対応した教育の実現に尽力されました。
2013年からは、聖徳大学児童学部児童学科大学院教授、関西国際大学客員教授 として再び教壇に立ち、後進の育成にも力を注がれました。
その他に、文部科学省初等中等教育局主任視学官、内閣府幼保一体化ワーキング委員、広島大学幼年教育研究施設客員研究員としても手腕を振るわれ、多数の著書を残しておられます。また、2013年春の叙勲で瑞宝中綬章を受章されました。
2016年5月 梅光学院同窓会東京支部総会・懇親会にて
昭和46年3月 梅光女学院中学校修学旅行(鹿児島県 磯庭園にて)
2年b組のクラス担任の代理で引率を担当された小田先生
ご遺体は献体され、24日にご自宅にお戻りになるそうです。
謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
東京支部事務局